AWAT132.JPG/2003-12-15
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■12/30の冬コミ新刊「異星構造体」の表紙絵です。

 飛行船というのはファンの上下でもって上下降するのでわ?という指摘をいただいたのですが、(最近の飛行船は確かに変向可能なダクテッドファンだったりしますな) それ以外にも飛行船の船体内というのはいくつかの袋(バロネットとかエンベロープと呼ぶそうな)に分割されていまして、バロネットに外気を出し入れすることで船体に対する浮力源(ヘリウムとか水素とか)の入ったエンベロープの位置をずらす(変形?)ことで 姿勢を変えているわけです。(潜水艦と似ていると考えていいのかも)
実は同人誌のほうの後書きにもちろっと書いておいた(12/30初売りなのでまだ出てないけど)事がありまして。 この飛行船、普通の飛行船の気嚢に相当する部分に対してキャビンやペイロードが異様にでかい事が判るかと思いますが (水素なりヘリウムではこんなんでは構造にどういう素材使っても浮かばないはず)、じつは謎の浮力源によって飛行しているものと思われます。 回転翼機の発達より先に都合の良いコンパクトな浮力源が出現してしまった世界と言うことで(^^;

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