AWAT155.JPG/2006-03-06
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■それは確か、私が小学4年か5年生だった頃。スーパーカーブームの最盛期(1977か1978頃?)。クラスの男子がランボルギーニカウンタックLP400とフェラーリ365GT4BBとポルシェ930ターボ支持の三派に分かれていた頃でした。
夏休みもそろそろ終盤に差し掛かったある日、友達から「あのお姉さんが最近『夜の部』のバイトもはじめたらしい」という噂を耳にしました。
あのお姉さんというのは、私の家から100メートルほど離れた同級生A宅の向かいに住むお姉さん。短大に今年から通っている19歳です。お姉さんは夏休みのアルバイトとして、街のデパートの屋上の観賞魚売り場にある大水槽に人魚の格好をして毎日潜っていたのでした。最初にそれに気付いたのは私でしたが、今ではクラスの5,6人がデパートに行き、それを目撃していました。

お姉さんが普段潜っているのはデパートの開店時間である10:00amから18:30。『夜の部』というのはその呼び名どおりデパート閉店後に行われる、一部の者しか知らない謎のバイトらしいです。元々\32890でリースもされていた人魚お姉さんを、あるグループ(たぶんファンかなにかでしょう)が貸しきりにする際にデパート屋上も一緒に借りて鑑賞会にする…これが『夜の部』だったようです。

数日後、大胆にも友達の一人がお姉さんに直接「『夜の部』とは何か?」と質問をぶつけました。当然ごまかされるだろうと予想していたのですが、意外にもお姉さんは私と友達数人に、今度の『夜の部』を見せてくれるというのです。
『夜の部』が行われるのは毎週土曜の閉店後。この週の土曜はちょうど花火大会の日。 私達はお姉さんが引率するという名目で夕方から街に出掛けました。

そして、デパートの書店や模型売り場で閉店時間まで時間を潰し、いよいよ私達は屋上に昇りました。



…誰もいません。時間が早すぎました。『夜の部』はもっと遅くになってから始まるようです。
どうしたものかと思案しているうちに一人が屋上の隅に普段使われているものとは違う水槽を見つけました。
皆でそこに駆け寄ろうとした瞬間、水槽に照明が灯りました。

この水槽にはいつものと違い観賞魚も一緒に入っているようです。確か南米から輸入したとかいう種類の良く判らない巨大な淡水魚が悠々と泳いでいます。
そして、おねえさんは既に水槽に入っていました。 水槽の底に鎖で繋がれて(実は浮かないためのただの重りだったそうですが)なんだか良く判らない魚の模型にしがみついています。いったい息は…と思ったら魚の頭からホースが延びていました。これが呼吸用のようです。

状況を眺めているうちに私達は次第に重大な事に気付き始めました。 今のおねえさんはいつもの人魚の足ヒレや貝殻のブラを着けていません。素っ裸だったのです。 ビキニの水着の日焼け跡がはっきりとわかります。そういえばこの前も海に行ってきたとか言っていました。 揺れる大きなおっぱいの先、乳首にはなにか金属の金具がつけられています。乳首を貫通しているように見えたその金属棒は、後で聞いたところでは乳首を挟む形になっていたそうです。 結構痛いので、そのうちピアスにしようかと考えているとおねえさんは言っていました。どうやって着けているのか謎だった貝殻ブラはこれで固定していたのでした。

当時の私達はあまりにお子様であったため、ただ呆然とそれを眺めるだけでした。 おそらく30分ほどでしょうか。水槽の中で微笑みながらいろんなポーズをとるおねえさんの姿を私達は珍しい魚で観るようにただ眺めていました。

たぶん19:30ごろでしょうか。屋上に男の人達がやってきました。10〜15人ぐらいでしょうか。年齢は30〜60歳代まで様々だったようです。さすがに『夜の部』自体は子供は観られないという事で私達はデパートを後にしました。一体今頃屋上ではなにが行われているのでしょうか。

『夜の部』が終わって駅前で待つ私達の前におねえさんが現れたのは22:30を過ぎた頃。 相当に疲れたのか帰りの電車の中で居眠りを始めたおねえさんからは、水槽とも香水とも違う春先に学校の裏の栗林に漂っているような不思議な匂いがしていました。

『夜の部』ではおねえさんが水槽で裸なのはわかりました、しかしなにが行われているのかは結局判らずじまい。 「集まったグループの人と何かとてもエッチな事をしているに違いない」 とりあえず私達はそう推測するにとどめる事にしました。

その後も毎週土曜、おねえさんは『夜の部』のアルバイトに励んでいたようで、11月頃まで水槽に入っていたといいます。





*もちろんフィクションですが(^^;



□というわけで、ひさしぶりに水中にいる人の図だったりします。
今回は「散歩で田舎で夏」の内容にあわせたものにしようと思って描きはじめたのですが、いつのまにかぜんぜん違うものになってしまいました。

状況としてはawat137の続きのような感じと思われます。

鎖は身体が浮かないためのバラスト。右手に持ってるのは呼吸用のホース。 乳首のはピアスではなく挟んでいるようです。
awat137でその固定方法が謎だった貝殻ブラは、これで装着していたらしいです(^^;

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